ニュースの要点

3行まとめ
- Apple Watchの心電図機能が、51歳のエンジニア・鈴木政博さんの命を救った。
- 鈴木さんは運動記録を取るためにApple Watchを購入し、心房細動を早期発見した。
- 杏林大学の副島京子先生が、Apple Watchが健康診断で見つからない病気を発見できる理由を解説している。
ニュース詳細
Apple Watchの心電図機能が、51歳のエンジニア・鈴木政博さんの命を救いました。鈴木さんは運動記録を取るためにApple Watchを購入しましたが、その機能によって健康診断でも見つからなかった心房細動という不整脈を早期に発見し、迅速な治療につながったのです。
杏林大学医学部循環器内科学教室の副島京子先生によると、心房細動は不整脈の一種で、心拍が不規則になる状態を指します。65歳未満の約2%、65歳以上では約10%の人がこの病気を抱えているとされています。Apple Watchは、心電図を記録することでこの病気を発見することができ、鈴木さんのように命を救う可能性があるのです。
今後、Apple Watchのようなウェアラブルデバイスが、より多くの人々の健康管理に役立つことが期待されます。特に、心房細動の早期発見が進むことで、治療の選択肢が広がり、より多くの命が救われる可能性があります。
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