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執筆者:Hakky AI

音声生成AI市場、ElevenLabsが注目される

ニュースの要点

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3行まとめ
  • 音声生成AI市場は2023~2030年にかけて26%の成長率となり、2030年には市場規模が97億5,000万ドルに達する見込み
  • ElevenLabsが音声生成AIプラットフォームを展開し、シリーズAラウンドで1,900万ドルを調達
  • ElevenLabsのプラットフォームでは、無料で333文字までのテキストを生成することができ、その精度を確認することが可能

ニュース詳細

2023年6月に公表されたGrand View Reseachのレポートによると、音声生成AI市場は2023~2030年にかけて26%の成長率となり、2030年には市場規模が97億5,000万ドルに達する見込みです。

同分野の代表格と目されているのが、2022年創業のElevenLabsです。同社は2023年6月、シリーズAラウンドで1,900万ドルを調達しました。ElevenLabsのプラットフォームでは、無料で333文字までのテキストを生成することができ、その精度を確認することが可能です。英語の完成度が高いとされていますが、日本語では漢字の音読み・訓読みを識別できない場合が多く、ひらがな変換が必要です。ひらがな変換した場合でも、主語や述語を把握し、自然な口調で話すことができると評価されています。

ElevenLabsのプラットフォームには、さまざまな新機能が追加されており、コンシューマーだけでなく、企業ユーザーも増えていると報じられています。例えば、「Voice Lab」と呼ばれる機能では、ユーザーが自身の声を学習させたり、新しい合成音声を生成したりすることができます。また、「AI Dubbing」機能を使えば、自分の声をベースに29言語への音声翻訳が可能です。さらに、フルムービーの吹き替えに特化した新機能「Dubbing Studio」も登場し、プロ向けの機能として音声制作をより細かくコントロールできるようになります。ElevenLabsは、アクセシビリティアプリや「Voice Library」の提供開始も計画しています。

ElevenLabs以外にも、Resemble AI、Papercup、Deepdub、Respeecher、Acapela、Voice.aiなどのスタートアップが音声生成AIサービスの展開を進めています。Resemble AIは、2023年7月に800万ドルのシリーズA資金調達ラウンドを完了し、エンタープライズ向け製品の開発も加速させる計画です。一方、リアルタイム音声変換に特化したVoice.aiは、わずか2年で48万人以上のユーザーを集めており、ゲーム配信者やVTuberに人気です。今後はゲーム開発へのSDKやAPIの提供も見据えています。

出典

2025年06月14日に最終更新
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