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執筆者:Hakky AI

エヌビディア株価急上昇、好調な売上高見通しでAI期待に応える

ニュースの要点

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3行まとめ
  • エヌビディアの株価が9.3%上昇
  • 時価総額は2.5兆ドルを突破
  • 売上高見通しは市場予想を上回る

ニュース詳細

エヌビディアの株価が23日に大幅上昇しました。前日に市場予想を上回る強気な売上高見通しを示し、AIコンピューティング投資が引き続き堅調なことを示唆しました。

23日終値は9.3%高の1037.99ドル。時価総額は約2200億ドル(約34兆5200億円)膨らみ、2兆5000億ドルを超えました。この増加額は半導体大手インテルの時価総額よりも大きいです。エヌビディアが四半期売上高で見込む280億ドルは、市場で予想されているインテルの売上高の倍を超えます。

エヌビディアの株価は22日の通常取引終了時点で、年初来で92%上昇した水準にあっただけに、決算発表で示される最新の数字が株価高騰を正当化できるかどうか、大いに注目されていました。

決算内容は期待を裏切らず、ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は新時代の幕開けだと言及して興奮をあおりました。同CEOはインタビューで「新しい産業革命の始まりだ」と述べ、「本当にエキサイティングだ」と語りました。

好調な売上高見通しは、エヌビディアがAI投資の最大の受益者の立場にあることを裏付けました。同社が手掛けるAIアクセラレーターは、データセンターがチャットボットなどの最先端ツールを開発するのに役立つチップ。過去2年間で注目の商品となり、売上高は急増しました。

2-4月期の売上高は260億ドルと、前年同期比3倍強に拡大しました。1株利益は一部項目を除いたベースで6.12ドルでした。アナリストの予想では、売上高は約247億ドル、1株利益は5.65ドルと見込まれていました。

エヌビディアは1対10の株式分割と、四半期配当を150%増の1株当たり10セントにすることも発表しました。

AI関連企業の株価も連れ高となり、デル・テクノロジーズも上昇しました。

2ー4月期の部門別売上高は、主力のデータセンター部門が226億ドル。ゲーム用チップは26億ドルでした。アナリスト予想はデータセンター部門が210億ドル、ゲーム部門は26億ドルとなっていました。

同社は自社技術の販路を大手クラウドコンピューティング・プロバイダー以外にも拡大したい考えを強調しました。フアンCEOは、AIが消費者向けインターネット企業や自動車メーカー、バイオテクノロジー、ヘルスケア関連の顧客に普及しつつあると指摘しました。

さらに、国が独自のシステムを開発するソブリンAIと称されるトレンドもみられることから、こうした機会がクラウドサービス・プロバイダー以外にも、数十億ドル規模の市場を複数生み出していると述べました。

フアンCEOはまた、次世代チッププラットフォーム「Blackwell」が現在、フル生産体制にあると説明。何兆ものパラメーターを扱える生成AIの基礎を築くものだとし、「われわれは次の成長の波に向けて態勢を整えている」と同CEOは述べました。

出典

2025年06月14日に最終更新
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