Snowflakeの組織とアカウント

Snowflake Organizations

Snowflake では、Organizations 機能により複数アカウントを作成したり管理することができます。

Snowflake における組織やアカウントは以下のような関係になっています。

出典

組織の中に複数のアカウントがあり、アカウントごとに DB やスキーマ、User、Role があります。

ロール

Snowflake ではデフォルトで以下のロールが存在します。

ACCOUNTADMIN
SECURITYADMIN
SYSADMIN
USERADMIN
PUBLIC
ORGADMIN

ORGADMIN ロール

ORGADMIN ロールを使うと新規にアカウントを作成することができます。

備考

ORGADMIN ロールが有効化されていない場合があります。その場合は以下のドキュメントに従って有効化してください。

アカウントの ORGADMIN ロールの有効化

コンソールからアカウントを作成する場合は「Admin」>「Accounts」に遷移して作成します。

SQL でアカウントを作成したい場合は以下のようなコマンドを実行します。

USE ROLE ORGADMIN;

CREATE ACCOUNT hoge
  ADMIN_NAME = "huga"
  ADMIN_PASSWORD = 'passw0rd'
  EMAIL = 'hoge@example.com'
  EDITION = BUSINESS_CRITICAL
;

組織名、アカウント名の変更

システムで生成された組織名や既存のアカウント名をユーザーフレンドリーな名前に変更することができます。

組織名を変更したい場合はサポートに連絡する必要があります。

Snowflake サポート

アカウント名は組織管理者（ORGADMIN）の権限で、ALTER ACCOUNT コマンドで変更することができます。

use role orgadmin;
alter account original_acctname rename to new_acctname;

注意

注意事項として、組織管理者はアカウントにログインしている間は、アカウント名を変更できません。そのため、単一のアカウントで組織が構成されている場合には、変更することができないです。この場合には、Snowflake のサポートに問い合わせる必要があります。

参考

備考

Hakky では社内のデータ活用やサービスとしてデータ提供を行うためのソリューションを展開しております。

Snowflake など具体的な相談はもちろんのこと、「どんなことをお願いできるのか知りたい」や「こんなことをやりたい」など、ご検討段階でも構いませんので、ぜひお気軽にフォームよりお問い合わせくださいませ。