はじめに
この記事では、Google Colab のシークレット機能を使う方法について記載します。
Google Colab のシークレット機能
Google Colab には、ファイルパスや API キーなどの機密情報を安全に保持するための「シークレット機能」があります。
この機能で保存された値は、非公開で、自分自身だけが参照することができます。
使い方
- Google Colab を開く。
- 画面左の鍵マークを選択し、「
+新しいシークレットを追加
」をクリックします。

- シークレット情報の「名前」と「値」を入力する。「値」には、シークレット機能で保存したい値を設定し、「名前」には、シークレット機能で保存した値にアクセスするための好きなシークレット名を設定する。
userdata.get('シークレット名')
で、保存したい値にアクセスする。具体的には、シークレット機能でつけた「名前」が OPENAI_API_KEY
である場合、from google.colab import userdata
というコマンドを実行した後、openai.api_key = userdata.get('OPENAI_API_KEY')
というコマンドを実行すれば良い。
まとめ
本記事では、Google Colab のシークレット機能を使う方法についてまとめました。この機能を使うことで、API キーを消し忘れたノートブックを共有してしまうようなミスを防ぐことができ、ノートブックの公開や共有がやりやすくなります。
参考

備考
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