業界・業務から探す
導入目的・課題から探す
データ・AIについて学ぶ
News
Hakkyについて
ウェビナーコラム
◆トップ【AI・機械学習】
プロセスの全体像前処理・特徴量生成Fine Tuning手法まとめ機械学習モデルの選び方モデル評価手法プロトタイピング探索的分析(EDA)
AI

執筆者:Handbook編集部

Elastic Cloudの概要と導入

Elastic Cloud とは

Elastic Cloudは、Elasticsearch、Kibana、Logstash、BeatsなどのElastic Stack製品をクラウド上で利用できるようにするマネージドサービスです。 Elasticsearchは、構造化されていないデータからの検索や分析を高速に行えるオープンソースの分散検索エンジンであり、ログやメトリックデータの管理、検索、分析に広く使われています。 Elastic Cloudはこれらの機能をクラウド上で簡単に、スケーラブルに提供することを目的としています。

Elastic Cloudの導入手順

本記事ではGCPにElastic Cloudを導入する方法を解説します。

Elastic Cloudのサブスクライブ

まずGoogle Cloud MarketplaceでElastic Cloudのリスティングを選択しましょう。 ここから、既存のGoogle Cloudアカウントを使ったサインアップを開始できます。 既存のGoogle Cloudアカウントでサインアップすることにより、Elastic Cloudの請求を一本化することが可能になります。

Elastic Cloudが有効化されると、Elasticsearch Service on Elastic Cloud overview に自動で遷移します。 ここには、使用状況や請求に関する情報が表示されます。 Manage via Elastic をクリックすると、新しいアカウントでサインアップすることができます。

デプロイの作成

ログインして、Create deployment をクリックしてみましょう。 ここでは、必要に応じてデプロイ名、プロバイダー、リージョン、ハードウェア プロファイル、elasticsearchのバージョンなどの設定を行います。 入力を終えたら Create deployment をクリックします。 以上でインスタンスの作成は完了です。 作成時にelasticユーザのパスワードが一度だけ表示されるので保存しておきましょう。

pythonからの接続

先ほど作成したインスタンスにpythonから接続します。

from elasticsearch import Elasticsearch

# Elasticsearchクライアント作成
es = Elasticsearch(
    ES_ENDPOINT,
    basic_auth=("elastic", ES_PASSWORD)
)

エンドポイントはデプロイ管理画面からコピーできます。

インデックスやドキュメントの作成についてはこちらの記事をご確認ください。

まとめ

本記事ではElastic Cloudの導入手順を紹介しました。 Elastic Cloudを利用することで、Elasticsearchの強力な検索と分析機能をクラウド上で簡単に、そしてスケーラブルに活用できるようになります。 初めてアカウントを登録した場合には 14日間のトライアルがありますので、ぜひ一度試してみてください。

参考文献

info
備考

Hakky ではデータ分析・ビッグデータ活用・AI 導入に関する最適なソリューションを展開しております。

「今考えているサービスが実現可能なのか」といったことから、「どんなことをお願いできるのか知りたい」や「こんなことをやりたい」など、ご検討段階でも構いませんので、ぜひお気軽にフォームよりお問い合わせくださいませ。

Hakkyへのお問い合わせ
2025年06月13日に最終更新
読み込み中...