Redash で CloudWatch の使い方
Redash では対応しているデータソースに合わせてクエリを書く必要があります。
ここでは、ソースとして CloudWatch を用いたときの記述方法について記します。
クエリ作成・実行
CloudWatch をデータソースとした場合は、CloudWatch のメトリクス取得 API を叩くことになります。
したがって、そのクエリは、API へのリクエストパラメータを書くのと同じことになります。
左側のメニューから [Queries] を選択します。
次に、右上の [+New Qurry]
ボタンを押します。

左上のリストボックスから、利用したいソースを選択します。
今回は、CloudWaatch
となります。

選択すると、リストボックスの下にメトリクスの詳細が表示されます。

右上の欄のリクエスト文を入力して、[Execute] ボタンを押下すると、右下に結果が表示されます。
ここでは、例として、以下のリクエストである期間の EC2 の CPU 使用状況のデータを取得しています。
{
# データの取得期間
"StartTime": 1649571428,
"EndTime": 1649657828,
# 取得したいメトリクス群(この例では、CPU使用率)
"MetricDataQueries": [
{
"Id": "m1",
"Label": "CPUUtilization m1",
"MetricStat": {
"Metric": {
"Namespace": "AWS/EC2",
"MetricName": "CPUUtilization",
"Dimensions": [
{
"Name": "InstanceId",
"Value": "i-***************"
}
]
},
# 取得スパンと取得内容
"Period": 300,
"Stat": "Average"
}
}
]
}
まず、最初にメトリクスの期間を指定しています。この値は、その後の"MetricDataQueries"に記述される全てのメトリクスに適用されます。
"MetricDataQueries"には取得したいメトリクスを連続的に記述します。
取得したい各 AWS リソース毎に、取得する内容を記述していく形となります。
また、複数のメトリクスの値に四則演算を行い「カスタムメトリクス」を取得することもできます。
参考

備考
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