Cloud Monitoring Dashboard について
Google Cloud Monitoring Dashboard は、Google Cloud Platform 上のアプリケーションやインフラストラクチャのパフォーマンスを監視および管理するためのツールです。このダッシュボードは、リアルタイムのメトリックやログデータを収集し、グラフを使用して視覚的に表示します。これにより、アプリケーションやインフラストラクチャのパフォーマンス問題を発見し、トラブルシューティングを行うことができます。また、Monitoring アラートと併用することで、アラートを受け取った後のシステム状況の確認を効率よく行うことができます。
Cloud Monitoring Dashboard の作成方法
カスタム Dashboard を作成する方法は json を記述する方法と、GUI から作成する方法の 2 つが存在しますが、今回は GUI での作成方法について紹介します。
サンプルとして、Cloud Run の CPU 使用率を表示するグラフを作成します。
- Cloud Monitoring から CREATE DASHBOARD を選択すると、以下のような Dashboard 編集画面へ遷移しますので、こちらで Dashboard を作成していきます。

- Dashboard の名前はこちらから修正します。

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サンプルとして、一般的なグラフの折れ線グラフを作成してみます。
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Chart library から line を選択すると以下のような画面が表示されます。

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Cloud Run の CPU 使用率を表示するグラフを作成してみます。

Aggregation および group 化の設定は以下のロジックで設定しました。
- alignment
- group
- cloud run の service_name ごとに 99 パーセンタイルのデータ使用
- Preprocessing
Aggregation について
Aggregation を理解するのに非常に参考になる記事がありましたので、紹介します。
GCP Cloud Monitoring の Aggregation を理解する
参考

備考
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