TerraformでElastic Cloudを管理する方法

はじめに

この記事では、TerraformでElastic Cloudを管理する方法について解説します。

Terraform の書き方

1. API KEYの取得

Elastic Cloudの「Authentificatoin」からElastic CloudアカウントのAPIキーを取得しておきます。そして環境変数EC_API_KEYとしてエクスポートします。

$ export EC_API_KEY="<apikey value>"

2. プロバイダーの設定

terraform {
  required_version = ">= 1.0.0"

  required_providers {
    ec = {
      source  = "elastic/ec"
      version = "0.4.0"
    }
  }
}

provider "ec" {}

ユーザネームとパスワードで認証することもできます。

provider "ec" {
    endpoint = "https://my.ece-environment.corp"
    username = "my-username"
    password = "my-password"
}

3. リソースの設定

resource "ec_deployment" "custom-deployment-id" {
  name                   = "My deployment identifier"

  region                 = "gcp-europe-west3"
  version                = "8.1.3"
  deployment_template_id = "gcp-memory-optimized-v2"

  elasticsearch {
    config {
      plugins=["analysis-icu", "analysis-kuromoji"]
    }
  }

  kibana {}
}

elasticsearchブロックの引数ではスペックなどの設定を行えます。デフォルトでは8GB 2zoneで作成されます。詳しい設定についてはこちらから確認してください。

pluginはデフォルトで利用できるものはconfig blockで指定することができます。

まとめ

本記事では、TerraformでElastic Cloudを管理する方法について解説しました。 Terraformを利用することで、Elastic Cloudの設定管理を効率的かつミスの少ないものにできます。

参考

備考

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